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by sophical-arc カテゴリ
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文化財科学会は思った以上に楽しい学会でした。若手~中堅の考古の研究者の方がたくさんいたのに驚いて、挨拶すべきなんだろうけどどのタイミングで話しかけたらいいものかと悩む事しきりでした。うーん、これはどうにも苦手だなぁ...まともに話せたのは歴博のMさんと慶應のNさんくらいだろうか。先生方には緊張して挨拶して、しかもタイミング悪い話し聞いてすごすごと。
いくつか面白い発表があったのですが、樹種同定やる同期に資料を貸してしまったのでそれはまた帰ってきてからということで。とりあえず、Toblerのハイキング関数に雪の影響を組み込んだ馬高文化研究会さんの発想にほほ~、と感嘆してきました。なるほど、うまい数式がなければ作ってしまえばいいわけか。 さて、ここのところ研究室がらみのお仕事が増えた事もあって、飛躍的にやることが増えています。考古ばっかりなら、耐えられるのにっ!と、いうことでここで宣伝です。 会津八一記念博物館冬の企画展として『下野谷遺跡展』を行います。縄紋中期武蔵野の大集落で勝坂式~加曽利E式の良質な資料が多数出土しています。ぜひ御来場くださいませ。 と、いうことで下野谷遺跡展の展示図録作りに自分も参加させていただけることになりました。しばらくは関東の中期の土器に終われそうです。ICUの博物館にたしか結構数置いてあったはずだから、いっぺん同期誘って見に行ってこようか。 ![]() 先週末は千葉に貝塚の話を聞きに行ってきました。ちなみに今週末はまた学芸大に行ってきます。 さて、貝塚シンポジウムの話です。春先くらいに馬場小室山フォーラムにも行ってきたのですが、その時見かけたM大のA先生や栃木のEさん、松戸の方や歴博の方など(僕が一方的に)知っている方が結構いらっしゃっていてこの世界の狭さを改めて感じました。 A先生ははせがわ・ついて行きたい教授ランキングで兄貴タイプトップクラスの方なのですが、シンポジウムなどで見かけて挨拶をするたびに快く話を聞いてくださり、また声をかけてくださることもあるので好きな教授の一人です。この人がいるんならM大の院もいいかも、とちょっと思えるくらいいい人。 環状盛土=特殊な建造物といった見方を覆した先生の見解は立派だと思いますが、あまり"ただの"集落ということを強調されるのはいかがなものかと...半・素人の目から見るとあれが当たり前の集落の姿には見えないような気もしないこともないような。中期のいわゆる拠点集落みたいにとらえちゃだめなのかなぁ 今日の日記はお世話になっている助手さんにとりあえず批判してみろとけしかけられたのと保身とを両立させるために大変歯切れの悪いものとなっております(笑)ネットの世界って言いたいことが言いたいように伝わらないから難しい。批判というよりも疑問とか違和感なんですってば!
考古以外の話に軽やかに参りますが、晏嬰が好きで『晏子春秋』というマニアックな本も持っています。行き詰ったり迷ったりしたら彼の言説にあたってみる、教師であり目標である存在。
梁丘拠謂晏子曰、吾至死不及夫子矣。 非常に短い、けど僕にとってはとても大事な一節です。だから、学部生とかそんなことは関係なく、僕がやりたいことを徹底的にやれたらいいなと思います。院生になったら本腰入れるとか学生なんだから遊ぶとかそういう話も聞くけれど、本気になって頑張れるものがあるのだから、それに向かって突き進みたいな、と。ゴールがどこだかはまだわかりませんが。 今日は去年の夏からお世話になってる助手さんのところに日本情報考古学会の論文集と発表要旨を借りに行ってきました。うちの図書館にないだなんて...orz 大抵の本・雑誌は図書館or研究室で閲覧できるので見当たらないと軽くショックを受けます。いや、先史土器の縄紋も山内清男資料も先史考古学論文集もありませんけど(全部A大にはあった)。それにしても考古の専門書の値段の高さはなんとかならないものでしょうか。資料のデジタル化が進んで報告書がオンラインで手に入れるようになれば、なおかつ格安ないしはこんな風に無償で手に入るようになればどれだけありがたいことでしょうか。そもそも、聞きかじった話ですが本来報告書は販売するものではないのでは?
古い雑誌で台湾の土器製作に関する論文を探していた時の事です。
ぱらぱらと人類学雑誌をめくっていると、 人類学者として高名なS氏の論文が目に入りました。 「日本人に適するガスマスクの製作について」 雑誌が刊行されたのは戦争もあけた1948年の冬。 朝鮮戦争はまだ起きていない。 1948年というのはどんな年だったんだろう。 北朝鮮が建国された年だからなのかな。 何にしても、学問がこのように活用されているのを見ると、 なんとも言えない苦いものを感じます。 前向きと捉えるべきか方向性が間違ってると言うべきか...
最近になってエキサイトブログに追加されたネームカード機能ですが、
使ってる人は少ないようで考古ブログだとあまり見かけない気がします。 僕の知ってる限りではgocitoさんにt-mtさんにやまひろさんくらいでしょうか。 うーん、やっぱり必要性がないから普及しないんだろうか。 新しいもの好きの僕は以前SNS用に友人からもらった似顔絵を使っています。 オンラインの友人なので完全にイメージで書いてもらったのですが後から聞くと "いつも本を抱えて右往左往している"イメージ、なんだとか。 的確と言うか若干ずれてると言うべきかなんともはや。 ちなみに、先日ついに本棚から論文が流出して朝から論文にたたき起こされました。 起き上がれば周り一面の論文という名の銀世界。 あ、明日一日使ってなんとか
当たり障りのない範囲で今月の予定の整理をば。手帳はもはや予定だらけでわけのわからないことになっているので考古関連の面白そうなものをこちらで整理しよう。
11(Sun):貝塚のシンポジウム 中旬:データベース締め切り 17(Sat):日本文化財科学会 18(Sun):日本文化財科学会、日本旧石器学会 25(Sun):考古学研究会東京例会、群馬行き 28(Wed):丘陵の考古学-多摩の縄文集落- 17日の講義、休んで文化財科学会行こうかな...文系人間なので直接そちらの領域に携わることはないと思うけれども、やっぱり関係の深い事柄は知識として聞いておきたい。協会よりも面白そうだな、とも思ったりしています。図書交換会で東の人はたくさん来てたし発表も面白かったけど、こちらの方が守備範囲が狭い分面白いと思える発表が多いかな、と。 18日は狩猟関係の発表が面白そうだったから旧石器学会に今年も行こうと思ってたけど(去年は環状集落)、調べてみたら文化財科学会がなかなか面白そうだから悩む所。それにしてもこんな所でも歴博の先生方にお目にかかれそうだ。よく働く人達だなぁ。 25は群馬だな。関東北部の土器が見たいのと、榛東村にあるという耳飾り館、ないしは岩宿に行ってみたい。 今月も忙しそうだけど、がんばるぞー。June bride?何それ?負けるもんか ![]() 「卒論の資料は早めに集め始めた方がいいよ」との助言のもと雑誌を中心にちまちまと論文のコピーなどを集め始めています。そのせいで僕の春に新しく買った本棚の中身は膨張を続ける一方で... ついに満タンというゴールが見えてきてしまいました。うーむ、なんとかして効率的に論文を管理できないものか。悪魔の囁き、「もう一棹買っちゃえよ」という声も聞こえてきます。い、院に行くつもりだしもう一棹買っちゃおうかな!・・・いやいやいや、これ以上本棚を増やしては寝てる最中に本棚が倒れてきたら本気で命に差し支えかねない。どうしたものか... 一番上の段には拾ってきた貝を、拾った海岸・日付・種別みたいに整理した勉強用貝サンプルが入っています。これを床置きにするのはちょっと厳しいものがある。では、真ん中の段のスペースを使えば、と思ってもまだファイルにいれてない論文がざっと150枚程度あるのですぐに満タンになってしまうのは目に見えてしまっている。 今の所論文のコピーは100均の40ポケット・ファイルにしまって、それぞれのファイルをナンバリングしてパソコンで一括管理していますが、もうちょっと薄くてたくさん入るファイルがあればなぁ。 余談ですが、側面に垂れ下がっているのは井戸尻編年の土器表。土器を勉強するのって楽しいけど、なかなか進まないこともたくさん...
うちは三大新聞のうち一つだけ小さくてかわいそうだから、という訳のわからない理由で毎日新聞をとっているのですが、今日の夕刊にこんな記事がありました。
![]() ←画像は結構大きいです なんでも、「今度の研究発表では、主催者の意向で質問時間がきちんと確保されている」とのこと。しまったな、また一個聞きたい発表が増えてしまったじゃないか。発表そのものはむしろ論文なりなんなりを読んだ方がよくわかるかもしれないけど、質疑応答が聞いてみたいすごく聞いてみたい。どんな人が来るんだろうか。きっと、顔は知らなくても名前は聞いたことある、て人がたくさん来るんだろう。 厳選してると意外と聞いてみたい発表が減ってちょっとがっかりしてましたが、楽しみが増えてよかったです。
以前、やまひろさんが自己紹介を載せていましたが、今更ながら僕も自己紹介などを。ブログ/インターネットというバーチャルな世界と現実の世界との垣根は段々低くなっているのかもしれませんね。もちろんなくなりはしないであろうけども。なので知り合いが見るとまずそうなことは書かないようにはしています。
はせがわは、千葉県の江戸川沿いに生息しています。 都内の大学で使い勝手のいい学年の学部3年生しています。 縄紋時代を対象にしようと志しておりまして、 土器型式とその背後に潜む人間集団との関係を知りたいと思っています。 土器の勉強をしたり、集落論を読んだり地理学の勉強をしたりわたわたしています。 最近は大学の調査の関係もあって関東の後晩期にあたることが多くなっています。 また、学史も好きで時たま書庫に篭って古い雑誌を読みふけっています。 家との関係もあって進学は諦めかけていましたが、 院に向って頑張る先輩やDの先輩にお世話になって進学と就職で揺れています。 そんな感じ、かな。
春の総会にあわせて去年の夏の発掘でお世話になった先輩が上京することになったので、調査のメンツで集まって飲むことになりました。京都とか鹿児島とか東京とか色々な所の学生の混成調査団だったのでなかなか集まる機会など持てなかったので非常に嬉しい機会。去年の秋の総会も墓参りを兼ねて参加したのでその時にも飲もうという話はあったのですが、すれ違いで実現しなかったのでなおさら嬉しい。
さて、今年は自分が調査に参加したものや、普段お世話になっている先生の発表もあるので行かなきゃいけないものもいくつかありまして。そういうものも含めて今自分が興味を持っている発表を備忘録を兼ねてピックアップ。総会に行く目的の半分は図書交換会で残りの1/4が発表、その残りを飲み会と雑用とプチ・旅行でわけるといった所です(笑) ********** 11時00分~11時20分 橋本達也@第二会場 「列島西南端の古墳と地域間交流-南さつま市加世田・奥山(六堂会)古墳発掘調査」 11時20分~11時40分 西田 巌・中野 充・甲元眞之・松井 章@第一会場 「佐賀県佐賀市東名遺跡の調査-縄文時代早期後葉の湿地性貝塚-」 11時40分~12時00分 鈴木正博・馬場小室山遺跡研究会@第一会場 「馬場小室山遺蹟における『環堤土塚』の研究-多世代土器群を多数埋設する風習を中心として-」 11時20分~12時00分 田中良之・溝口孝司・岩永省三@テーマ会場 「AMS年代測定法の考古学への適用に関する諸問題」 13時40分~14時00分 永瀬史人・小林由佳@第一会場 「土器に描かれた土偶-寺原遺跡出土中期線刻画土器の再検討-」 14時20分~14時40分 吉田邦夫・西田泰民・宮尾 亨・佐藤雅一@第一会場 「煮炊きして出来た土器付着炭化物の科学分析」 15時50分~16時10分 馬場伸一郎@第一会場 「弥生時代における手工業生産・流通と集落-中部高地を中心としたその特質について-」 16時10分~16時30分 森本 晋・碓井照子・村尾吉章・清水啓治・野田 卓@第四会場 「遺構図の標準化-電子化から情報化へ-」 16時30分~16時50分 塚本敏夫@第四会場 「3次元デジタルアーカイブ技術を用いた遺跡・遺構調査の現状とその方向性」 16時50分~17時10分 鈴木重治@第四会場 「考古哲学の理論と方法-試論--Public Archaeologyの展望に向けて-」 ********** どうしても聞いてみたいのは4・5本かなぁ。今年はちゃんと研究室の"本屋さん"しなくてはっ。 それにしてもAMS関係の発表が随分たくさんあることで... < 前のページ次のページ >
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